はじめに
はじめまして!観光まちづくり學生企画会|メヘヘの榊原です!
メヘヘでは、「観光まちづくり発見記」という、地域で「これは観光まちづくりっぽいぞ」と言えそうなことをやっている方に密着をし、共に観光まちづくりについて考えながら、取り組みに参加する企画をやっていくのですが、その第1回として、私の地元・埼玉県富士見市で『ふじみの マチフェス』の記念すべき第1回を無事成功させた岡固まゆみさんにインタビューをしてきました!
なお、インタビュー記事は全5回に分けてお送りします!
ではどうぞ!
第1回
マチフェスのきっかけ
2023年5月14日、東武東上線のふじみ野駅西口を出たところにある東武スポーツクラブ・プレオンふじみ野前の通りで、華やかなアンブレラスカイの下に地元の人気店が集まり、ある意味で日本で初めてのストリートフェスが開かれました。
その名も、ふじみの マチフェス!!
今まで一度もそういったイベントがなかったふじみ野エリアですが、なぜ今回このイベントを開こうと思ったのか、このマチフェスを企画・運営したACR Planning LLC代表兼手作り雑貨委託販売のAchroを経営していらっしゃる岡固まゆみさんにお話を聞いていきます。
榊原「今日はお時間をいただきどうもありがとうございました。早速なのですが、今回このマチフェスをやろうと思ったきっかけは何ですか?」
岡固「今から18年ほど前にお店(Achro)を立ち上げたときに商店街がふじみ野にはなかったんですよ。自身が商売をするようになった当時、私はビジネスプラン、ビジネス展開、情報収集などが地域内のヨコの繋がりで広がっていくのを期待していたのですが、結果的にはこのまちに商店街ができるのは厳しいことが分かりました。ただやっぱりあのまちにはお世話になったので、何か自分なりにできること、自分の得意ジャンルであるイベントをやろう!ただ単純に思ったのがきっかけです。」
榊原「なるほど、ありがとうございます。確かに、ふじみ野駅の周りはチェーン店と塾ばっかりで地域に根付いたお店はほとんどないですしね…。ちなみにこのイベントにねらいはあったんですか?」
岡固「イベントってやっぱり「買う」とか「遊ぶ」とか、それ以外にどんどん繋がっていく化学反応のようなものが期待できるんですよ。決して売買だけの場ではなくて、例えば誰かが「面白い」って言えば立ち寄ってくれて、そこでアイデアも貰えるし、「自分も何かやろう」という気持ちにもなる。そういうすごく単純なことですね。」
榊原「なるほど!ありがとうございます!」
ー 次回へ続く ー
今回の振り返り
今回私は、まちを盛り上げようと動き出した岡固さんのお話を聞いて、まちを盛り上げる、まちづくりに参加するために自分にも自分なりにできることがきっとあるのではないか、そして思ったら動くことが大事だと感じました。
この記事を読んでくださっているみなさんの中には、「まちづくりなんて事が大きすぎて自分にはできないんじゃないか」と思っている方も多いかと思います。
ですが、そんなことはありません!
どんなに小さなことでもいいのでみなさんも何か探してみてください。たとえば顔見知りのご近所さんとすれ違ったら軽くあいさつをするとか、自分がまち中にごみを落とさないようにするとか、「まちづくりに参加する」ってそれぐらいの小さな動きでもいいんです。
私はこうした小さなことでも積もりに積もって、やがてはまちの良さに反映されていくはずだと思っています!
メヘヘを通して、そしていずれは自分のやりたいことで、私も日本各地のまちを盛り上げていきたいものです…
さて、今回の例で岡固さんはイベントを通じてふじみ野のまちを盛り上げる挑戦をしました。インタビューでもあったように、イベントの中で期待できる「どんどん繋がっていく化学反応のようなもの」が連続発生的に起きることで、創造的な面白いまちが徐々につくられていくのではないでしょうか。これからのマチフェスが、ふじみ野がどう変わっていくのか、非常に楽しみです。
いかがだったでしょうか?
第2話以降は、マチフェスの裏側についてさらに深掘りしていきます!
お楽しみに!
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